AGA内服薬フィナステリドの効果と副作用はプロペシア添付文書参照

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こんにちは!

西川大輔オヤジの大ちゃんです。

とても気になる髪の毛の具合は如何に?

いやぁ~っ!めっきり薄くなって頭皮が見えてきてしまった私、大ちゃん!

加齢とともに襲ってきたコンプレックス「薄毛」マジでヤバいです(^^;)

今日は「AGAの内服薬」とりわけ「フィナステリド」についてフォーカスしてお伝えしたいと思います!

最後までお読みいただけたら、AGA治療薬についての知識や選び方など、あなたのお役にたてるかと思います^^

AGA内服薬フィナステリドの効果とは

フィナステリドはAGAの進行を抑えてヘアサイクルを正常な状態へ戻すためのAGA治療薬です。

アメリカの医薬品管理局であるFDAで認可されたAGA治療用の薬剤で、世界中で広く利用されています。

一般的に「プロペシア」やジェネリック薬「フィナステリド錠」などの名前で処方されています。

フィナステリドにはAGAの原因物質であるジヒドロテストステロンDHTを抑制する効果はありますが、発毛を積極的に促す作用はありません。

つまり脱毛の防止がメインの効果になります。

フィナステリドは守りの薬なので、積極的に発毛させたい場合は攻めの薬(ミノキシジルなど)と併用することが重要になってきます。

AGAの原因とフィナステリドの作用とメカニズム

AGAの原因については、以前に書いた記事「AGAの原因とは?どこまで治る?抜け毛対策はどうすれば良いの?」の中でも詳しくご案内しましたが

結論からいうと、フィナステリドは5αリダクターゼという酵素を阻害します。

つまり、フィナステリドがいると5αリダクターゼはジヒドロテストステロン(DHT)を生成できなくなってしまうのです。

もともと、この5αリダクターゼは、男性ホルモンであるテストステロンをジヒドロテストステロン(DHT)に変換してしまうので

フィナステリドが5αリダクターゼの活動を抑えることで、ジヒドロテストステロン(DHT)の生成を減らすことができるというわけなのです!

このジヒドロテストステロン(DHT)がAGAの原因物質なので、フィナステリドを飲むとAGAの原因物質であるDHTが減り、薄毛の改善に作用する、という理屈なのですね^^

男性型脱毛症というとなんだかテストステロンが関係していそうですが、実際に脱毛を進行させているのは変化した後のDHTの方なのです。

フィナステリドの臨床試験から期待できる発毛効果

フィナステリドには、どのくらいの発毛効果があるのでしょうか?

「AGAの原因とは?どこまで治る?抜け毛対策はどうすれば良いの?」内にも記した、日本皮膚科学会で公表されている調査結果をご紹介します。

出典⇒公益社団法人日本皮膚科学会のガイドライン2017年版(PDFファイル)

被験者が1年間フィナステリド(1mg/日)を飲み続け発毛改善結果は以下の通りです。

内服1年⇒軽度改善以上の効果…58%
内服2年⇒軽度改善以上の効果…68%
内服3年⇒軽度改善以上の効果…78%

「軽度改善以上の効果」とは、頭頂部の写真撮影による効果判定において、軽度改善~著明改善まで、程度の差こそあれ毛が増えたことを示します。

つまり、ちょっと増えたかなぁくらいの人からフサフサになった人まで、全部合わせて6割くらいの人が1年で改善した結果なのです^^

フサフサになった人がどれくらいいたのかはわからないですが、せいぜい1割程度かと思います。

なんせ、脱毛防止がメインの守りの薬なのですから ~!

また長期間飲むほど改善効果は高まる傾向にあるということになります。

このようにフィナステリドの効果については臨床試験において厳密に測定されています^^

AGA内服薬フィナステリドの副作用

フィナステリドの副作用には性欲減退や勃起機能障害(ED)などの男性機能低下、肝機能障害が挙げられます。

しかしEDなどの副作用に関しては臨床試験において、プラセボを飲んでいた被験者とほぼ同様の発生率となっています。

※プラセボ(偽薬)とはフィナステリドの入っていない偽物の薬のことです。

有効成分の入っていないプラセボでも副作用が報告されているということは、これらの副作用は思い込みによって引き起こされている可能性が高いということです。

男性機能はかなりナイーブなことは、わたくし大ちゃんも経験があります^^

緊張とか会社でのストレスとか、年齢と共に…なんて、図星です^^

ちょっとした事で勃たなくなることがありますよね!

つまり、男性機能は思い込みの影響を非常に受けやすいということです。

そこに男性機能に影響があると言われるフィナステリド錠を飲むと、てきめん…不安が生じ、男性機能障害を起こしているとも考えられるのです。

プロペシア臨床試験で確認された副作用

フィナステリドを主成分とする内服薬「プロペシア」の臨床試験において以下のような副作用が報告されています。

<臨床試験>
性欲減退:1.1%
勃起機能不全:0.7%

<使用成績調査>
性欲減退:0.2%
肝機能障害:0.2%

そのほか、ごくまれな副作用として、睾丸痛、男性不妊症・精液の質低下(精子濃度減少、無精子症、精子運動性低下、精子形態異常等)、乳房圧痛、乳房肥大、抑うつ症状、眩暈、そう痒症、蕁麻疹、発疹、血管浮腫(口唇、舌、咽喉および顔面腫脹を含む)、AST(GOT)上昇、ALT(GPT)上昇、γ-GTP上昇(いずれも発現頻度不明)などが添付文書に記載されています。

出典⇒プロペシアの添付文書(PDFファイル)

副作用の発生率は極めて低い

プロペシアの副作用は発生率が非常に低く、いずれの症状も1.1%以下です。

一般的な風邪薬でも副作用は3%ほど起こり得るため、フィナステリドは比較的、安全な薬だと考えられます。

プラセボとの比較試験においても性機能に関する副作用はプロペシア1 mg投与グループで2.9%、プラセボグループで2.2%報告されています。

※こちらも上記リンク先「プロペシアの添付文書」に掲載されています。

本来は効果も無ければ副作用も無いはずのプラセボなのにも関わらず、副作用を訴える人がいます。

これは思い込みによって副作用が起こったということですね^^

実際にフィナステリドの入ってる薬のほうでも副作用が起こっていますが、確率としてはプラセボの場合とあまり変わりありません。

つまり、このデータはフィナステリドの副作用は薬の作用ではなく、思い込みによって引き起こされている可能性が非常に高いと思います。

このように、フィナステリドの副作用については過剰に心配する必要はないのですが、数%とは言え副作用が報告されているのは事実です。

PFS症候群について

PFS症候群(ポストフィナステリドシンドローム)とはフィナステリドからくる副作用の一部を指したもので、服用を中断しても副作用がなくならない症状をそう呼びます。

ポストフィナステリドシンドロームを略してフィナステリド症候群(PFS)といいますが、下記のような症状の方がいらっしゃいます。

  • 性的症状…リビドー減退、勃起不全、オーガズム障害
  • 身体的症状…胸の発育(女性化)、慢性疲労、肥満指数の増加、筋委縮
  • 精神症状…うつ病、不安、不眠症

PFS財団のホームページにも掲載されているのですが、こういった症状がなぜ起こっているのか、フィナステリドがどういったメカニズムでこういう症状を引き起こしているのかは、現在のところ分かっていないようです。⇒PFS財団のHPはこちらをクリック!

※アメリカのニュージャージー州に本社を置くPFS財団(Post-Finasteride Syndrome FOUNDATION)は、2012年7月に設立された非営利団体です。

PFSについてはいろいろと情報を集めて、今のところわかったことは「確実にフィナステリドを服用し止めた後も不可逆な性機能障害や精神疾患などの症状が続いている人がいる」ということのみです。

こういった重篤な副作用がでる人というのは確率的にはかなり少ないと思います。

もしフィナステリド服用者の多くの方に重篤な副作用が起こっていたのならば、もっと大きな問題になっていたはずですから。

まとめ

今回は
「AGA内服薬フィナステリドの効果と副作用はプロペシア添付文書参照」というテーマで書いてみましたが、いかがでしたでしょうか?^^

私、大ちゃんは、いまだに我が家において「ハゲオヤジ」「酷い、見てられない」「デブ禿げジジイ」などと嫁&娘たちにバカにされっぱなしです(^^;)

残念ながら薄毛というだけで生きにくい状況が確実にあります。この先もエスカレートしていくのか不安です!

最悪なのは「ハゲのくせに」などと好きでハゲているわけではないのに卑下されることもしばしば。

実際、最近では精力減退を多少感じていますが、それが年齢的なものなのか、薬のせいなのかはわかりませんが(ToT)/~~~

あきらかに射精できないなどの重篤な副作用がでなければ私は治療をやめる気はありません。

まぁフィナステリド症候群に恐怖を抱き、投薬に対して慎重になる気持ちは十分理解できますが…。

さて、いろいろと怖い副作用も紹介してきましたが、副作用が怖い気持ちと髪を生やしたい気持ちのどちらの気持ちが強いのか?決めることができるのはあなただけです!

もし本当に薄毛で悩み、本気で薄毛を治したいと思うのであればAGA専門クリニックに通うのが間違いなく1番の近道です!

でも副作用に恐れを感じたり、お金が勿体無いと思い、髪にそこまで執着がなければ治療をしない選択でも構わないと思います。

くれぐれも、効き目がない育毛剤に着手したり、ウソの情報に惑わされないようにしてくださいね。

フィナステリド症候群の因果関係はまだわかっていませんが、その関係がわからなくても、たとえ起こる確率が非常に低くても副作用のリスクはあると考えて治療するべきだと思います。

フィナステリドは薄毛に悩む者にとっては非常にメリットの多い薬効成分です。がそれでも100%薄毛が治るわけではありません。

副作用やその後のPFSのリスクをよく理解した上で「ご自身の判断」と「AGAの専門医にしっかりと相談」をした上で服用されるかどうかを決めるのがよいと思いますよ。

 

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私は過去に幾度となく通販の運動器具を衝動買いしたり、ジムに通ったり、ダイエットに関する商品を購入したりしてきました。

そして、男性の薄毛の悩み・育毛についても、高いもの安いもの、効果のあるものないものと様々な商品を試してきた結果、ダイエット&育毛に関しての知識や商品の知識には人一倍自信があります。

 

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