こんにちは!
西川大輔オヤジの大ちゃんです。
とても気になる髪の毛の具合は如何に?
いやぁ~っ!めっきり薄くなって頭皮が見えてきてしまった私、大ちゃん!
加齢とともに襲ってきたコンプレックス「薄毛」マジでヤバいです(^^;)
今日は「AGA内服薬」今回は「ミノキシジル」についてフォーカスしてお伝えしたいと思います!
最後までお読みいただけたら、AGA治療薬についての知識や選び方など、あなたのお役にたてるかと思います^^
AGA内服ミノキシジルの効果とは
AGA内服薬として高い発毛作用が期待できることで知られている有効成分ミノキシジルの効果はどんな感じなのでしょうか?
前の記事AGA内服薬フィナステリドの効果と副作用はプロペシア添付文書参照
で紹介したAGA内服薬フィナステリドとの違いは何なのでしょうか?
その他、ミノキシジルは外用薬と内服薬がありますが、そのあたりの違いやその事情もお話ししたいと思います^^
ミノキシジル外用薬
まず、ミノキシジルはそもそも、血圧を下げるための血管拡張薬(内服用の降圧剤)として開発されました。
実際に高血圧の患者さんが服用すると、副作用的に多くの患者さんに全身の多毛症の症状が見られました。
つまり多毛症という、全身のいろんなところから毛が生えてきたということなのです^^
なんと、そこからがAGAの薬として始まったというわけなのです!
ただ、血圧を下げる薬なので毛が生えるからといって薄毛の人に内服薬として飲ませても大丈夫なのか?
というわけで、ミノキシジルは外用(塗り薬)として開発された経緯があります。
一般に販売されるようになったのが、あの有名な「ロゲイン」なのです。
しかし、外用として頭皮に塗るだけでは十分に吸収されないという問題があります。
なぜなら人間の皮膚には外から物質が侵入するのを防ごうとする働きがあるからです。
そのため、体に有害な物質が皮膚に付着してもたいていのものは吸収されずに、我々は無事に過ごせるのです。
逆に薬の有効成分もこの働きがあるので、なかなか体の中に浸透することができません。
もちろん、外用のミノキシジルは効果があるのですが、吸収されにくいので内服タイプのミノキシジルタブレットと比較してしまうと、効果は限定的になってしまいます。
実際のところ外用のミノキシジルもかなりの効果があると思いますが、それ以上にミノキシジルタブレットの効果がすごいと言うべきなのでしょうね^^
ミノキシジル内服薬
では、ミノキシジルを内服すれば事が済む!ってことになるのですが大きな問題が一つあります。
衝撃的事実!
それはなんと、今のところミノキシジルを育毛目的で内服することを認めている国はどこにもないんです!
ミノキシジルを内服するべきでない理由を知りたくて調べてみましたが、服用による「危険性が十分に検証されていない」ということに尽きるようです。
そしてその大前提としては「ミノキシジルタブレットの有用性に関する臨床試験が実施されていないこと」が一番の理由のようです。
ということは…個人輸入代行やAGA専門クリニックで扱っているミノキシジルタブレットは全て、実は海外で降圧剤として販売しているものなのですね。
なので、ミノキシジルタブレットの説明書(英語)には発毛効果について全く触れておりません。
「これは血圧を下げる薬です」という感じの説明がなされています。
つまりは、我々が勝手に薄毛治療の内服薬として使っているだけなんですよ!ちょっと驚きですね^^
日本皮膚科学会の見解
日本皮膚科学会の「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版」にもミノキシジル外用と内服についての記載があるのでご覧ください。
出典⇒公益社団法人日本皮膚科学会のガイドライン2017年版(PDFファイル)
ミノキシジルの外用は有用か?→推奨度A「行うよう強く勧める」
ミノキシジルの内服は有用か?→推奨度D「行うべきではない」
となっています。
日本皮膚科学会ではミノキシジルは、塗り薬はOK!飲み薬はNGということですね^^
ミノキシジルとプロペシア(フィナステリド)との違い
さて、ミノキシジルとプロペシアの違いとは何なのでしょうか?
ミノキシジルとプロペシアはAGA治療を行っていく上で、基本中の基本の薬になります。
どっちが優れているというわけではなく、各々のAGA治療における「役割の違い」を理解しておくことが大切かと思います。
AGAは…
男性ホルモンのテストステロンが5αリダクターゼという酵素の作用でジヒドロテストステロン(DHT)に変換され、このDHTがアンドロゲン受容体とくっつくと、毛母細胞内の成長を止めてしまうことで起こります。
このあたりの詳しい記述はこちらをご覧ください。
⇒AGAの原因とは?どこまで治る?抜け毛対策はどうすれば良いの?
このAGAの原因にアプローチするのがプロペシア(有効成分フィナステリド)です。
フィナステリドは5αリダクターゼを阻害することで、AGAの原因物資であるDHTの生成を抑制します。
だから、AGAの治療に効果があるというわけなのです。
それでも、フィナステリドはAGAの原因物質を抑制するだけで、積極的に発毛を促すような作用はないのです。
DHTを減少させて、毛根を守ってくれるだけなのですね。いうなれば、「守りの薬」という話です。
フィナステリドについて、より詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてみてください。
⇒AGA内服薬フィナステリドの効果と副作用はプロペシア添付文書参照
ミノキシジルの期待値
一方ミノキシジルは、先ほども言いましたが降圧剤として血管を拡張し、血流を改善する作用があります。
なので、この作用が頭皮にも期待できるという訳なのです。
頭皮に走る毛細血管は、毛母細胞に栄養を供給する大切な器官です。
もし頭皮の血流が改善されれば、タンパク質や亜鉛などの栄養素がきちんと補給され、毛母細胞が活性化し、髪の毛の成長サイクルの正常化や頭皮環境の改善による発毛が期待できるのです。
ミノキシジルの本当の効果
血管を拡張させることで毛根への血流を改善させ、発毛効果を発揮するという期待値なのですが、実際の効果は違います^^
もしそうなら他の高血圧治療薬でも同じように毛が生えるはずですし、まずそんなことはありません。発毛効果はミノキシジル特有のものなのです。
実際には、最近の研究でミノキシジルは毛母細胞の直接作用し、発毛に必要な複数の成長因子を分泌させることで、髪の成長を促進させることがわかってきています。
フィナステリドが「守りの薬」に対してミノキシジルは直接的に毛母細胞を活性化させる作用のある、いわば「攻めの薬」ということです。
このことが各々のAGA治療における「役割の違い」というわけなのですね^^
ミノキシジルの作用とメカニズム
唯一発毛作用を薬効とするのがミノキシジルです。
ミノキシジルの発毛作用と、そのメカニズムについては、かつては降圧剤の血管拡張作用によって頭皮や毛母細胞の血流がよくなり、発毛が促されると考えられてきました。
しかしながら、近年では下記のような毛乳頭細胞への直接作用によって発毛が促されることがわかってきました。
- 毛包のミニチュア化の抑制
- 毛母細胞・毛乳頭細胞の増殖促進
- ヘアサイクルの「休止期」の毛母細胞を「成長期」へと移行促進
毛母細胞の分裂を抑制する指令が出ると、ヘアサイクルが乱れて、毛母細胞は徐々に退行し小さくなっていきます。
さらに、小さくなっていくことで毛母細胞の動きが遅くなり毛そのものが細くなり、ますます薄毛が促進されます。
ミノキシジルは、この毛母細胞に直接働きかけ、ヘアサイクルを正常化させる作用があります。
また、毛母細胞や毛乳頭細胞(いわゆる毛包)を大きく成長させる作用もあります。
こうした発毛促進、髪を太く成長させることで、乱れたヘアサイクルを元に戻していくのが、ミノキシジルの作用なのです!
ただ…
ミノキシジルによる毛髪成長のメカニズムについて、毛母細胞や毛乳頭細胞の活性化と説明されてはいますが、詳細については未だに分かっていないようですね(^^;)
ミノキシジルの副作用
ミノキシジルにはどのような副作用があるのでしょうか?
外用薬と内服薬では、その違いは何なのでしょうか?
外用薬の副作用
日本皮膚科学会のガイドライン 2017 年版にはミノキシジル外用薬の「有害事象」として以下のような症状が挙げられています。
- 掻痒(そうよう)=かゆみ
- 紅斑(こうはん)=皮膚が赤くなること
- 落屑(らくせつ)=フケが出ること
- 毛包炎
- 接触皮膚炎
- 顔面の多毛
ミノキシジル外用薬の副作用は主に皮膚への症状があります。頭皮に塗るものなので、ミノキシジル以外の成分によるアレルギーや、過敏症の症状だとも考えられるようです。他の症状も重篤なものではありませんね。
内服薬の副作用
一方、内服薬のミノキシジルでは、下記のような副作用が報告されています。
- 血圧の低下
- 心拍数の増加、息切れ、動悸
- めまい、頭痛
- むくみ
- 心筋障害、心タンポナーゼ
内服タイプのミノキシジルの副作用は全身症状が多く見られます。
血圧低下によるめまい、動悸や偏頭痛のような痛みが報告されていますが、これらは血管拡張作用の働きで起こる、循環器系の症状です。ミノキシジルによるものなのかは実は、検証がされていないため定かではないようです。
他にも血管拡張作用の働きにより、血液循環がよくなると血中濃度が薄くなります。濃度を正常に戻すために血管の外に余分な水分を排出して、そこに水分が溜まると、むくみになります。
心筋障害・心タンポナーゼなどの心臓疾患は、ミノキシジルの副作用で最も重篤な症状です。心筋梗塞の既往歴がある人はミノキシジルを使うことができません。心血管の加療中、既往歴のある人は医師との相談が必要です。
腎臓への副作用
FDA(アメリカ食品医薬品局)は、内服タイプのミノキシジルによって腎臓に負担がかかり、悪影響を及ぼす可能性があると指摘しています。
ミノキシジルには、血中の血糖値を調整するホルモン「インスリン」の分泌を低下させる働きがあります。
血糖値を調整しているインスリンが低下すると血糖値が上昇し、今度は血糖値を下げるために働く腎臓の負担が増えるのです。
解熱剤や風邪薬など投与期間の短い薬と違い、ミノキシジルは長期にわたり投与する必要があります。
外用のミノキシジルであれば、その成分のほとんどは塗布した頭部にとどまり、血液を通じて腎臓へ届く量はきわめて少量です。
一方、内服タイプのミノキシジルの場合は腎臓への負荷は否めません。
慢性腎不全などの腎機能障害のある方は当たり前ですが、腎機能に問題がない方がミノキシジルの内服時に副作用のような違和感が起きたら、すぐに服用をやめ、処方を受けているクリニックを受診するようにしましょう!
実際に瞼が、むくんじゃいました!副作用なのか?
実際瞼が、むくんじゃいました!
大ちゃんの最近の禿げ治療は「ミノキシジルタブレット+フィナロ」を併用して飲んでいるのですが、朝起きてみると何度か瞼がむくむ症状が発症しました。これは副作用なのでしょうか?
お酒の大好きな大ちゃんとうちの嫁は、ほぼほぼ毎日晩酌をしているので、きっとそのせいかなぁと思っています^^
もちろん内服薬を飲む時間帯は、お酒を飲む時間帯から遠ざけて、朝食後から昼食後の時間帯にしているんですけどね!
むくみの頻度は、ハゲ治療薬を飲み始めて一カ月くらいのうちの数日って感じですね!連日ずっと、むくむという事はなかったですよ。
サイトに自分の顔を載せるのは、恥ずかしいので目元だけの写真をアップしました^^
興味のある方は下記をクリックしてみてください。
(通常の瞼の写真) ⇒(むくんだ瞼の写真1)⇒(むくんだ瞼の写真2)
興味のない読者さんはスルーでお願いします^^
まとめ
今回は、個人輸入した「AGA内服ミノキシジルタブレット」
ミノキシジルは元々血管拡張剤としての高血圧のお薬ですが、発毛効果が認められたために外用薬として使用されています。
一方、内服薬としては未だ、どの国も認めておりません。
AGA専門クリニックでは、その投与する量をしっかりと調整し、定期的に検査を実施して患者さんの体調管理を確認しながらミノキシジル内服薬を取り扱います。
一方個人輸入代行で安価で入手可能なのも事実、自己管理・健康状態をチェックしながら内服しなければなりません。
頻度は少ないながら副作用はさまざまで、主に肝臓・腎臓に負担がかかったり、血管の拡張によって起こったりする症状が認められています。
長期間にわたり服用するためには自己判断ではなく、やっぱり専門クリニックのアドバイスの元で使用するのがベストですよね。
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私は過去に幾度となく通販の運動器具を衝動買いしたり、ジムに通ったり、ダイエットに関する商品を購入したりしてきました。
そして、男性の薄毛の悩み・育毛についても、高いもの安いもの、効果のあるものないものと様々な商品を試してきた結果、ダイエット&育毛に関しての知識や商品の知識には人一倍自信があります。
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